かりゆし58の「アンマー」から、伝えることの大切さを学んだ話
同じ言葉でも、受け取る側の人生によって意味は変わる。だから今の自分の言葉で、出していい。
どうも、あやかです。
最近さ、
「あれ?アンマーめっちゃ見るな?」
と思ってたんですよ。
そしたら母の日だったからなんだね!?(遅)
みなさんは、かりゆし58の「アンマー」という曲を知ってますか?
知らない方は、ぜひこれ聞きながら読んでみてください。
(沖縄布教です🏝️w)
私ね、生粋のうちなんちゅなんですが、私たち1986年生まれの成人式の時に、かりゆし58の皆さんが歌ってくれたんですよ。
アンマー。
ちなみにアンマーっていうのは、沖縄の方言で「お母さん」という意味です。
その成人式から、もうすぐ20年が経とうとしていて。
今年40になる私の耳に、ふとアンマーが入ってきたわけです。
なんかねー。
めちゃくちゃ感慨深くて。
普通に泣きそうになった。いや、正確に言うと泣いた。
感情がぐちゃぐちゃになって、普通に泣いた。
でも実は、成人式の時には泣かなかったんですよ。この曲を聴いても。
「あー、かりゆしがわざわざ歌ってくれてるなー」
「うれしいなー」
くらい。
もちろん、当時ハタチの私も、頭では母親への感謝はありました。
でも、腹の奥底では感謝しきれてなかったんですよね。
むしろ、過干渉でうざい母親。くらいに思ってた。
あ、やばい。これ書きながら泣きそうwww
ハタチの私は、とにかく家を出たかった
当時ハタチの私は、親元から離れたくて、自由に遊びたくて、干渉されたくなくて。
東京の大学に進学するという理由をつけて、家を出ました。
いや、もちろん進学もしたかったんだけどね。
でも本音を言うと、
「家から出たい」
がかなり大きかったと思う。
親にいちいち言われたくない。
干渉されたくない。
自分の好きなように生きたい。
そんな気持ちが強かった。
で、お金がなくなっては親にせびるくせに、親から連絡が来たら電話を取らないみたいな。
ほんっとうに終わってる長女だったんですよ。
嫌だ、こんな子どもww
今、自分が親になったからこそ思う。
当時の私、なかなかひどい。
でもその時は、本気でそうだったんです。
自分のことで精一杯。自由になりたい。自分の人生を生きたい。
親の愛情も心配も、当時の私には「干渉」に見えていた。
だから成人式で地元に帰って、わざわざかりゆし58の皆さんがアンマーを歌ってくれても、心の奥ではまっすぐ受け取れなかったんだと思う。
感動というより、ちょっと罪悪感。そんな感じだった。
それから20年近く経って、やっとわかった
そこから私も、いろんな経験をしました。
結婚して、子ども2人に恵まれて、家庭の形が変わって、公務員を辞めて、まさかのフリーランスになって。
病気で動けなくなった時期もありました。
お金のことで、本当にどうしようもなくなった時もありました。
毎日、生き延びることで精一杯だった時期もある。
通帳を見るのが怖かったし、支払いのことを考えるだけで胃が痛くなるし、子どもたちの前では笑っていたいのに、心の中はぐちゃぐちゃだった。
そういう時に、真っ先に助けてくれたのが母親だったんです。
お母さんが、ずっとそばにいてくれた。もちろん父も。
でも私は、やっとその時に思ったんですよね。
ああ。
私はずっと、愛されてたんだなって。
あの時うざいと思っていた言葉も。
干渉だと思っていた連絡も。
面倒くさいと思っていた心配も。
全部、愛だったんだなって。
ハタチの私は、それを受け取れる状態じゃなかった。
母の言葉が悪かったとか、伝え方がどうだったとか、そういう話じゃなくて。
私の受け取る器が、まだそこまで育ってなかったんだと思う。
今ではやっと、心から母親に感謝できる自分になれている。
そうなれた今、ふとアンマーが流れてきた時に、なんかもう、だめでしたね。
母親の子どもとしての私と、子どもたちの母親としての私と、
いろんな面からくらってしまって。感情が意味わからんくなりました。
同じ曲なのに、受け取り方が全然違った
ここで私が一番びっくりしたのが、
ハタチのあの時と、曲は何も変わっていないはずなんですよ。
歌詞も、メロディーも、曲に込められているものも、たぶん何も変わってない。
でも、受け取る私が変わった。
経験や状況が変わった。
母親を見る目も、自分を見る目も、子どもを見る目も変わった。
だから、同じ言葉なのに、全然違う意味で胸に入ってきたんです。
これ、すごくない?
同じ言葉で、同じ曲なのにさ。
ハタチの私には、少し罪悪感を含んだ「いい曲」だった。
でも今の私には、人生のいろんな場所に刺さる曲になっていた。
これって、発信も同じだなと思ったんです。
ビジネスでも、プライベートでも、セールスでも、お客さまやクライアントさんと話す時でも。
私たちはつい、
「これ言ったらどう思われるかな」
「価値観を押し付けることにならないかな」
「私つまんないこと言ってるかも」
「正しいライティングできてないかも」
「本音を出したら嫌われるかも」
って考えすぎる。
わかる。まじでわかるんだよ。
発信してると、いろいろ考えるよね。
特にビジネスで発信していると、ちゃんと見られたいし、変に誤解されたくないし、誰かを傷つけたくないし、押し付けにもなりたくない。
でもさ。
その言葉の意味をどう解釈するかって、結局、その人の状況や経験次第なんですよ。
私たちが、その人たちの解釈を全部コントロールできるわけじゃない。
できないんです。
だから、今のあなたの言葉を出していい
もちろん、何を言ってもいいという話ではないです。
人を傷つけるための言葉とか、事実じゃないこととか、誰かの大切な情報を勝手に出すとか、そういうのは違う。
そこはちゃんと守る。
でも、自分の経験から出てきた言葉。
自分が本当に感じたこと。
今の自分だから伝えられること。
それは、もっと自信を持って出していいと思うんです。
だって、今のあなたが一番上等なんだからさ。
今のあなたの言葉を、今すぐ必要としている人がいるかもしれない。
今はまだ響かない人が、数年後にふと思い出すかもしれない。
その時は「ふーん」だった言葉が、人生のどこかで急に意味を持つかもしれないさーね、私にとってのアンマーっていう曲みたいに。
20歳の時には受け取れなかった言葉が、40歳手前になって急に胸の奥まで届くことがある。
だったら、私たちは伝えることを諦めなくていい。
今すぐ全員に刺さらなくてもいい。
全員に正しく理解されなくてもいい。
全部をきれいに整えてからじゃなくてもいい。
今のあなたの経験から出てくる、正直な言葉を出していい。
それをどう受け取るかは、相手の人生のタイミングもあるから。
発信は、正解を当てにいくものじゃない
最近よく思うんですが、発信って「正解を当てにいくもの」だと思いすぎると、どんどん苦しくなるんですよ。
このフックで合ってるかな。
この構成で合ってるかな。
この言い回しは間違ってないかな。
この投稿、ちゃんと伸びるかな。
もちろん、型も構成も大事です。
読まれるための工夫も大事。
ビジネスとして発信するなら、誰に何を届けるのかも大事。
そこを雑にしていいとは思ってない。
でも、それだけで書くと、あなた自身が消えるんですよ。
温度、人生、体験が消える。
そしたら、きれいだけど何も残らない文章になる。
ちゃんとしてる。でも、誰の言葉かわからない。
そういう発信になってしまう。
私はそれが、すごくもったいないと思ってしまうのよ。
あなたの経験って、たぶんあなたが思っているよりずっと価値がある。
あなたにとっては「普通」でも、誰かにとってはお金を払う理由になるかもしれない。
あなたが失敗してきたことも、悩んできたことも、遠回りしたことも、ちゃんと言葉にしたら誰かの地図になる。
だから発信は、正解っぽく整える前に、
「私は何を見てきたのか」
「何を感じたのか」
「今なら何を伝えたいのか」
ここに戻っていい。てか、むしろ、ここに戻った方がいい。
今の自分で、ちゃんと伝えていい
かりゆし58のアンマーを聴いて、私は改めて思いました。
言葉って、すぐに届くとは限らない。
その場で泣かせることだけが、いい言葉じゃない。その瞬間に反応がなくても、あとから届く言葉もある。
その時は受け取れなかったけど、人生を重ねたあとに急にわかる言葉もある。
だから、発信する側ができることは、たぶんシンプルなんですよね。
今の自分に嘘をつかないこと。
事実じゃないことを盛らないこと。
誰かに好かれるためだけに、自分の言葉を薄めすぎないこと。
そして、今の自分が本当に伝えたいことを、ちゃんと出すこと。
私もまだ怖い時あります。こんなこと書いて大丈夫かなって思う時もある。
でも、それでも書きますよ。
だって、あの時の私には届かなかった言葉が、今の私には届いたから。
今の私の言葉も、誰かの今には届かないかもしれない。でも、いつかのその人には届くかもしれない。
そう思ったら、伝えることって、やっぱり諦めたくないなと思ったんです。
本音言うのが怖い人や、発信で自分の価値観を出すのが怖い人。
「私なんかが言っても」と思ってしまう人。
今のあなたの言葉で大丈夫です。というか、今のあなたがいいんです!!
今のあなたが一番上等だから。
完璧に整ってからじゃなくていい。
今の経験、今の温度、今の言葉で伝えていい。
それをどう受け取るかは、相手の人生のタイミングもある。
だからこそ、こっちはこっちで、正直に出していこう。
私はそう思いました。
同じ言葉でも、受け取る側の人生によって意味は変わる。
だから今の自分の言葉で、出していい。
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「今の自分の言葉で出していい」という言葉が、今まさに文章を書いている自分に刺さりました。そうだよね、と思っても気がつくと「あれ?これってちゃんと誰かのためになってる?」って止まってしまうんです。 日記にはならないように気をつけつつも、これからも、あやかさんのこの言葉を思い出しながら自信をもって執筆を進めていきたいと思います!
勇気づけられました🙌ありがとうございます。
アンマーいい曲ですよね✨
沢山親孝行したくなります☺️